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ビューラー大谷 大谷怜子
乳ガンで抗ガン剤治療が済んだAさんの経過__肌質体質改善エステ_ビューラー大谷
長らくのご無沙汰でした(爆)
事業継承や創業祭でバタバタしつつも
ガンの治療中のお客さまたちはもちろんずっとおいでで、
お問い合わせもありました。
2ヶ月前に、乳ガンで抗ガン剤で治療中のAさんのことを
書かせていただきましたが、
抗ガン剤を合計4回なさり、
そのあと、放射線治療がデフォルトだったのを
どうされるか???
というところで終わっていて、
そこから先の治療経過を書かせていただきます。
Aさんの以前の記事はこちら
目次
📝 抗ガン剤_最初は楽だったのに徐々にしんどくなって最後には脈拍が上がった
Aさんは、三週間に一度、抗ガン剤と分子標的薬が
ブレンドされたお薬を合計4回 点滴で受けられました。
まずは前回記事の一部を貼り付けます。
抗ガン剤をすると普通は食欲が落ちて
体力が激下がりするのがデフォルトなので
ホンマに助かりました😭
しかし、2回目以降に、クチの周りや頬骨の辺りに
うっすらクスミが出ていました。
明らかに肝機能に影響が出ているようです。
ご本人が元気でも、内臓には負担がかかっていると判断しました。
いつもはサラツヤなお肌が一部粉がふいているところも。
ただいま、4回のうちの3回まで終了してますが
3回目の後は、ホッペタに赤みが出ていて
少々浮腫んではいますが、体調に変化はナシ。
_____
と書いてたんですが、
4回目終了したときから疲労感が戻らなくなりました。
「筋力が低下すると低体温になるから」と、
日頃から運動不足な奥さんを案じて
ご主人が夜にウォーキングを一緒にやってくれてはるんですが
最初の頃は、ご主人がちょっと早く進んでもすぐに追いつけてたのに
4回目のあとはもうしんどくて
「ちょっと待ってーーーー」
と言うて追いかけられなかったそうで( ̄0 ̄)
ドクドクが続いてしんどいので
脈を測ってみたら、
なんと
「110」
を叩き出したそう💦
脈拍は通常 60から70ですから、
この値は、ジッとしててもずっとダッシュしてるような感覚💦
ハァハァいうレベルでかなりしんどいです(涙)
病院で診てもらうと、
脈が速くなるといえば、通常
甲状腺機能亢進症
だろうということで
検査をしてみたけど何もナシ!!
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当たり前でんがな💦
脈なんか自律神経が支配してるのに
それが狂ったからおかしなっとんねん!
なんでそれを思いつけへんねん?
(ガラ悪いッス 関西人)
📝 脈拍と自律神経は密接な関係が_抗ガン剤の使用で交感神経優位に
交感神経が優位になると、
血管はキューッと締まって遠くへ血液を飛ばすんです。
過緊張になった血管はキューッとなってるから
当然、脈拍もドクドクとあがりますがな💦
(擬音が多いッス 関西人😆)
血管の拡張や収縮、内臓への司令、
そういうのはみんな自律神経がやるんです。
自律神経失調症になったりすると
みなさん精神科や神経内科にかかりますが、
体調不良が自律神経からくるという見立ては
精神科医しか出来んのやろか?
ごっつい関係あるのに( ̄0 ̄)
抗ガン剤をやると、白血球の数がまず間違いなく減ります。
ガン細胞と戦うのは白血球の中のリンパ球ですが、
リンパ球かて当然減ります。
リンパ球が減る=交感神経が優位になる
それなので、Aさんは、抗ガン剤の副作用で
自律神経が交感神経が優位な方へ振ってしまって
ちょっとした運動をしただけで
脈拍が上がってしまったということです。
ご本人が
「検査したのにわからなくって、なんでだろう?って思ってたんです〜」
とおっしゃったので、
「自律神経の狂いからですよ」
とお伝えしたら、
普段からインディバをかけていて
自律神経のお話しもよくしていたので
「あーーー なるほど〜!!」
と即理解してくださいました🙌
日数が経ったら、脈が速いのも少しずつマシになっていったとのこと。
落ちついてきてくれてヨカッタですね!!
📝 バランスがおかしくなった自律神経を立て直すにはインディバが効果的
我々インディバセラピストは、
抗ガン剤の副作用を軽減するお手伝いができます。
Aさんのように自律神経が不具合を起こして、
それによって体温がおかしくなったり、
食欲が無くなったり、
睡眠が上手にとれなくなる方も多いです。
体温をあげて、ガンを出来にくくする予防の意味でも、
今あるガン細胞を弱らせる意味でも、
インディバはなかなかお役に立てますので
ガンの化学治療中でも体調を整えるために
ぜひインディバ施術を受けてみてください!!
📝 免疫の基本は安保徹_福田稔理論
ちなみに、ウチのサロンはガンの方だけでなく
アトピーとかの自己免疫疾患の方とか、
起立性調節障害の方とかがいてはるんですが、
その方が交感神経が優位か副交感神経が優位か
それを、見た目とかご本人をカウンセリングして
うかがったことで判断するだけでなく・・・
アドレナルセラピスト(副腎疲労解消セラピスト)として
副腎チェック(技術)をするだけでなく・・・
科学的にみる方法として、
病院でしてくださる血液検査の中に
白血球の分画というコーナーがありましてね!
白血球はいわば、免疫のヒーローです♥️が、
白血球と言うてもひとくくりじゃなくて、
顆粒球(好中球、好酸球、好塩基球)と
リンパ球(T細胞、B細胞、NK細胞など)と
単球(マクロファージ)
とに分かれてて、
それぞれの仕事と、
理想的なパーセンテージがあるんですよ。
顆粒球はいわば突撃隊で、菌と戦う担当です!
敵(細菌)が入ってくるとドカンとツッコんでいくんですが
周りの組織も巻き込んで炎症おこしたりしましてね💦
ストレスたまってたり、イライラしてると
この顆粒球がブワァ〜ッっと増えてしまうんです( ̄0 ̄)
増えてくると、自律神経の交感神経の方が優位になって、
自己免疫反応やアレルギー、慢性炎症になります。
リンパ球はウイルスやガン担当です!
B細胞やT細胞、NK細胞とか、いろんなタイプの名選手がおって、
毎日身体の中でスパイ活動してます。
リラックスしとるときによう働いて副交感神経が優位になるんですけど
増えすぎたら今度は副交感神経が優位になりすぎて
こらまたすっかり動けなくなっちゃってよろしくないのです😭
交感神経(緊張モード)が強いと顆粒球が増えて、
副交感神経(リラックスモード)が優位になるとリンパ球が増える
これがセオリーなので、
好中球や好酸球のパーセンテージが多いと、
「交感神経が優位になってるな」
とか、
「菌が多くなって(炎症が出てる)それと戦うために増えてるんやな」
ということがわかるのでそういうのでも判断します。
これらは、
今は亡き安保徹先生と
福田稔先生(ご存命)の理論です。
免疫の基本を知りたいみなさんはぜひ
安保ー福田理論を勉強してください💦
(ご著書は他にもぎょうさんあります)
https://www.amazon.co.jp/「自律神経免疫療法」入門-すべての治療家と患者のための実践書-福田-稔-ebook/dp/B074JWQ665
ちなみに、Aさんが抗ガン剤をしたことで
すっかり交感神経優位になってしまって
脈拍があがったことについてマジメに考えると
こうなります。
抗がん剤の使用により交感神経が活性化されると、
白血球の中の顆粒球(好酸球と好中球、好塩基球)が増加し、
リンパ球が減少します。
リンパ球の減少は免疫力の低下を招くので
ガンと戦いづらくなります💦
交感神経優位の状態では、
顆粒球が活性酸素を大量に放出し、
正常な組織を傷つけますから
体内のいろんなところに炎症や組織の損傷が進んでしもて
ガンの進行を助長する可能性があります。
交感神経の過剰な刺激は血管を収縮させ、
血流障害を引き起こします。
その結果、体温が低下すると
免疫細胞の活動も抑制されてしまい、
ガン細胞の増殖を許す環境が整ってしまいます💦
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うーーーーん( ̄0 ̄)
抗ガン剤をするとリンパ球が減るので
相対的にみて
ガンと闘う力が減るということで💦
ええんかこれは💦
なかなかフクザツですね😭
化学療法をチョイスするかしないか
これは永遠の課題となりそうです。