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映画「痛くない死に方」を観ました

映画「痛くない死に方」を観に行きました。
  
ひとりの在宅医が人間として医者として成長するのを軸に
自宅で最期を迎えることを選んだ患者さんと家族に
如何に寄り添い如何に尊重するかを
ていねいに優しくユーモラスに描いていました。
”リビング・ウィル” という
意識があるうちに、自身がどのような死を迎えたいのか
終末期に延命措置を希望しないことを書面にするものがあるそうです。
主人公を演ずる柄本佑さんに先輩の奥田瑛二さんが
それを説明しつつ
「大病院の医者は臓器という断片を見る
 我々町医者は患者の『物語』をみる」
「カルテじゃなくて本人をみろ」
と語るシーンがありました。
こうやって文字に起こしてみて
「みる」というワードに
「診る」をあてるべきか、「看る」をあてるのか
はたまた全体を「見る」「観る」なのか
どれなんだろうと思いました。
結局、ぜんぶひっくるめた「みる」なんでしょうね。
最初ヤル気のなかった柄本佑さんが目覚めていくところやら
患者家族の坂井真紀さんの一生懸命さ
奥田瑛二さんの懐の深さ
訪問看護師の余貴美子さんの慈しさ
看取られる患者さんの宇崎竜童さんのユーモラスなところ
その奥さんの大谷直子さんのあたたかさ
それぞれに素晴らしすぎて感銘を受けたんですが
柄本佑くんが、奥田瑛二さんに「先輩!」と言うたときは
一瞬素になり「お義父さんやろ!😁」とツッコんでしまいました(爆)
それ以外はずっと引き込まれたままでした。
映画の舞台は東京の杉並や板橋ですが、
原作でモデルは尼崎の訪問医 長尾和宏先生です。
この長尾先生が主役のドキュメント映画
「けったいな町医者」もただいま上映中なんだけど
時間割がうまくいかず今日は二本立てにできませんでした。
来週またそのドキュメントを観に行く予定です。
長尾クリニック
国道二号線沿いスーパー玉手の並び。
うちから阪神電車の各駅で4駅。
ムッチャ近い。
うちの両親も80代。
もし「病院はいやだ、管につながれたくない」
と言うことがあれば、お世話になれる距離だ。

考えたくはないけれど考えとかないといけませんね。